【集中力・モチベーション】これが村上春樹流のやる気を出す方法!

やる気がでないときって辛いですよね。例えば勉強しなきゃなのに集中できなくて、お菓子ばかり食べてしまったり関係ない掃除をしてしまったり、仕事を片付けなきゃなのに関係ないネット動画を見始めてしまったり…。

しかも関係ない掃除のほうが集中できて、いつの間にか部屋がピッカピカ。なんてこともあると思います。

なぜやる気でないときは関係ない掃除が進むか?

なぜ勉強しなきゃなのに掃除が進むのかというと、掃除を先に「し始めた」ことで脳の側坐核が刺激され、関係ない「掃除」のほうのやる気スイッチが入ったから(参考: 【こんな簡単なことがやる気が起きない原因だった!仕事勉強やる気を出す方法)なのですが、著名作家の村上春樹はこんな自体にならないよう、小説を書き続けるために実に洗練された方法をとっています。

村上春樹流のやる気の出し方とは?

作家の村上春樹が毎日執筆するため実践してる方法を紹介します。

集中できなくても必ず5時間は机に向かう

村上春樹は、毎日必ず「4~5時間」は机に向かう時間を決めているそうです。小説のネタがあってもなくても、集中できてもできなくても5時間ほどは机に向かう。そうするとやる気スイッチが入っていつの間にか集中しているといいます。

このやり方は、アメリカの作家レイモンド・チャンドラーのやる気の出し方に習っているそうです。

レイモンド・チャンドラーは、集中できないときでも決まった時間は執筆のために机の前に向かうと決めていて、たとえ書けなくてもその時間は机に向かってじっとしていたそうです。言い方をかえると「書くか耐えるかの2択」ということです。

常に机に原稿用紙とペンを置いておく

村上春樹もレイモンド・チャンドラーもいつでも机に向かって執筆できるよう、常に机の上には原稿用紙と万年筆と資料を置いているそうです。

そして余計なものをなくすことで関係ないことをし始めないという方法をとっています。

 

やらなくていいことを「し始めない」ために

やる気がでないときは関係ない雑誌やテレビを見始めたり、メールの返信をしたり友達とLINEを始めたりと、別のことをついしてしまいますが、そうすると本来やるべきことが進みません

関係ないことのやる気がでてしまうと本来やるべきことができなくなってしまう可能性が高くなります。

例えば勉強や仕事をしなきゃいけないときに掃除をする必要はありません

もちろんいつもの生活の上では掃除をしないとですが、勉強や仕事をするべきときは「掃除は今やらなくていいこと」です。

こうならないよう集中したい時は掃除用具が目につかない所に置いたり関係ない雑誌を見始めないよう見えないところに置くと、やるべきことに集中しやすくなります



やるべきことを「始めやすくする」ために

そして、やるべきことを「すぐに始めやすくする」ための工夫が重要です。

村上春樹やレイモンド・チャンドラーのように常に机の上に原稿用紙を置いたり、勉強するために常に机の上に参考書とノートを置くと、あとは何も考えずにただ机に向かうだけでやり始められます

「参考書はこの棚だったかな」
「ノートはどこだっけ」

と、迷ってしまうとその思考の間に

「あっ、このへんホコリが多いな」
「たまには掃除しよう」

と思い始めて関係ないことをし始めてしまう可能性がぐっと高くなります

もちろんこれをパソコンで仕事をするときにも同じ工夫ができます。

私も普段、できるだけ余計なものを見えないところに置いていて、必要なパソコンとメモ用紙だけを机の上に置いています。

よく机の上がごちゃごちゃな人がいますが、それは自らやる気を減らしてるとも言えます。余計なものを置かずに必要なものを置く方法、ぜひ試してみてください。

こちらも合わせてご覧ください: 【集中力高める方法】これが集中できる人とできない人のたった1つの違い

参考: