なぜやることが続かない?実は正しい習慣化の方法がある!その3つ

私はここ2年くらいでなんでも習慣化するのが得意になりました。
 
それ以前は意識が低すぎて「習慣」ということもよくわかっていませんでした。
 
 
何かやるときは全部思いつきで好奇心が続いてる短期間だけは集中できても
それ以降はぱったり。
 
「そういえばあんなことやってたな」くらいで終わってしまう。
 
学び事や仕事につながること、自分の人生をもっと楽しくしようと始めたはずが
行き当たりばったりすぎて中途半端な状態で止まったきり。もったいないことです。
 
 
私たち人間の脳はどうしてもめんどくさいことは続かないので、
今日からがんばろうと思っても習慣化しないと三日坊主になるのは普通のことです。

 

思いつきで気が向いた時にやろうとしても続かない理由

 

例えば英語の勉強をしたかったら

「週に一回、できるときに3時間がんばろう」

と意気込んでも長続きするのは大変です。

先週どこまでやったっけ、今週はどの日にやろうかな、もう週末かぁ、今週はもういいか。と後回しになってしまう。きっと似たような経験ありますよね。私もたくさんあります…(笑

また、他に楽しい予定や誘いが来たら勉強はさらにやらなくなるでしょう。

一週間でも途切れてしまったら脳では「英語の勉強は途切れてもいい」と認識されてしまって、
「今週も別にやらなくてもいっか、来週はやろう」と後回しになり結局終わってしまいます。

 
また、勉強など学習や経験を積む場合、
例え一回の勉強時間が長くても、週に一回不規則にやるより、
たった10分や15分の短時間でも毎日やるほうがスコアがでることがわかっています。
 
 
毎日読書しようと購入した本が置いたっきり積読になる、
大好きな漫画のように面白い本ならどんどん読めると思いますが、
ちょっと難しいけど手を出してみた技術本や知識本は最初興味を持って数ページ読んでも
コツコツと読むのはなかなか持続しないものです。
 
こういったことは習慣の中に取り込むと楽に長続きします。 

私が2年間毎日続けてる朝の習慣

 
私の習慣なんて興味ないと思いますが…外が怖い引きこもりニート7年した後外出できた経験談で書いたように、ダメ人間が習慣化できた方法の紹介もあるので書いていきます。

今習慣にしていることは細かいことも含めると

 
  1. 朝起きたら体幹トレーニングと筋トレ (10分)
  2. その後軽いランニングか散歩 (10~15分)
  3. 帰ってきたらkindleの適当な本を朗読 (5分)
  4. スマホアプリで英語の勉強 (10分)
  5. スマホアプリで漢字の勉強 (5分)
  6. スマホアプリでことわざの勉強 (5分)
 
朝はこれが一連の流れです。毎日これをやって一通り済んでから朝食を食べます。
(人に話すと「意識高すぎ」って言われるのであまり話しません(笑))
私はキビキビ動くほうじゃなくのんびりした性格ですが、上の一連の流れやっても1時間かかんないくらいです。
 
漢字が書けなくてコンプレックス、
運動できなくてコンプレックス、
ことわざ、熟語を知らなくてコンプレックス、
滑舌悪くてコンプレックス
だったのが、毎日慣れたことで気にならなくなりました。
 
今でもぜんぜん漢字も滑舌も人並み以下で、できるレベルじゃないですが、
走ることに慣れ、本を声出して読むのに慣れ、1日たった数分だけでも「慣れる」ってすごいなって思います。少なくともコンプレックスではなくなりました。
勉強内容は変わることがありますが、この習慣を2年続けられています
以前の私からしたらこんなんありえんって思いますが、
 
 
めんどくさいことを習慣にする方法がわかると
どんどんやりたいことを取り入れられるようになります。
 

毎日の生活サイクルの中に取り込むことが習慣化

 
例えば

「朝起きたらトイレに行って顔を洗って歯を磨く」

誰でも何かしらの一連の流れがあると思います。
このような生活の中でルーチン化されている行動は何も考えなくてもできるはずです。

 
 
トイレはどこだっけ、どうやって水を流すんだろう。
顔を洗うのはどうするんだっけ。歯ってどうやって磨くんだっけ。
 
いちいちこんなこと考えなくても身体が勝手に動くものです。
目をつむっていてもなんとなくできるんじゃないでしょうか。
これが習慣化されている行動です。
 
こういった行動の中に自分のやりたいことを混ぜてしまうんです。
 
例えば本を読みたいけどなかなか集中できない。
それを習慣にするには、毎日の流れの中に取り込みます。
 

習慣の中に取り込むためのコツ

習慣化するにはコツがあります。



重要なのは
「場所を決めること」
「時間を決めること」
「~~したら~~する」
とあらかじめ決めることです。

○○したら□□する

例えば
 
朝起きたらトイレに行く
トイレに行ったら用をたす
用をたしたら水道で手を洗う
水道で手を洗ったらタオルで手を拭く
 
人によって若干違うかもしれませんが、こんな流れの人は多いんじゃないでしょうか。

私たち人間の脳は、「○○したら□□する」行動で紐づくようになっています
 

「朝起きる」と何も考えなくても「トイレに行く」行動が起きます。
そして「トイレに行ったら」何をするかといったら、「用をたす」しかありません。
突然、起き抜けのトイレで歌ったりご飯を食べたり…しないでしょう。
 「用をたす」が済んだら、やっぱり何も考えることなく「水で手を洗う」はずです。
そして「水で手を洗う」が済んだら「タオルで手を拭く」。ペーパータオルかもしれませんが、似たような動作でしょう。

前に何をしてるかが、次の行動と紐付きます。
手を洗う前から、とつぜん「タオルで手を拭く」はありえない行動となります。

何当たり前のことを言ってるんだろう?

と思われるかもしれませんが、これらの行動は「何も考えなくてもできる行動」です。
そして悪い癖ではなく、生活に必要なことです。
「習慣」というには少し大げさかもしれませんが、私たちの日常はこういった無意識でもできる行動が9割を占めると言われています

→ 【無意識の心理】なぜ目標達成できず失敗する?間違った目標の立て方5つ
 

 
○○したら□□する。
 
この条件を自分の中に作っておきます。
 
 
例えばですが、英単語の勉強がしたかったら
 
「夕飯食べて机に向かったら」「英単語の勉強をする」
 
と決めておきます。
 
毎日、夕飯を食べて自分の机に向かったら英単語勉強をはじめます
これは3分でもいいし10分とか短時間で十分です。
まず行動の条件を作ることから始めます。
 
これが不安定になると習慣化はできません。
 

場所を決める

 
○○に来たら□□する
 
誰しも何かしらこの条件があると思います。
 
「トイレに行ったら」「用をたす」
「風呂に行ったら」「入浴する」
「自分の部屋に行ったら」「まずゲームする」
 
などです。「まず○○する」っていいうのが大抵きまっています。
ここで
 
「○○に来たら」「□□する」
 
という条件を作っておきます。
 
夕食を食べて「自分の部屋に行ったら」「英単語の勉強をする」
のように決めるとさらに習慣化しやすくなります。
 

時間を決める

 
○○時になったら□□する
 
 
「7時になったら」「起きる」
「8時になったら」「出勤する」
「12時になったら」「ご飯を食べる」
「20時になったら」「動画みてゴロゴロ過ごす」
 
 
時間を決めると更に習慣化しやすくなります。
前の行動が引き金にしずらい時は時間を決めると行動が楽です。

なんでも習慣化すると人生の質があがる

 
「こんな自分になりたい」
「こんなことできりようになりたい」

と思ったら、まず近づけるための行動を習慣化しましょう。

毎日5分のほんのちょっとの行動が1年、2年続くとものすごい効果がでてきます。
 
やりたいことがあっても続かずに諦める
諦めることが自分にとって大事な決断なこともありますが、
それで自分を責めてしまうような結果は悲しいものです。
 
習慣化するコツがわかると毎日の楽しみがちょっとだけ増えます。
 
「前の行動を決める」
「場所を決める」
「時間を決める」
 
慣れるとなんでも習慣化できて面白いです。
何かに挑戦したいとき、続けたい時はこれらの条件を気にしてみてください。

1件のコメント

  1. 正に、おしゃる通りですね
    私も今は禅の<数息観>を寝る前に必ずやってますが、上手くいってません
    そのうち、軌道に乗るかと気長にみてるところです
    これは吸う息と吐く息でいち~に~と数えることで、雑念が入らないようにする
    方法で、結果的に同じかと思われます
    今迄はダイビングや卓球ラリーのような<動的>な瞑想状態を体験してました
    ダイビングは海の環境からして、すぐ、宇宙意識=瞑想になります、<静的>瞑想より易しくできますが、その環境が必要ですね
    すばらしい瞑想方法教えて頂きありがとうございます
    早速、やってみます
    合掌

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