綺麗で美しい人は「嫌いな顔を隠す」より「魅せる」メイクをする

「なんて綺麗な人だろう。こんな綺麗な人に出逢ったことない」

少し前、会った瞬間そんな風に思ってしまった女性がいました。
その方は芸能人でも有名な美容研究家などでもなく、ごく普通の主婦の方。
年齢は30代後半くらい、純日本人の方です。

その時はいくら考えてもなぜそう見えるのかな、と思うほど

「美しい人」

と思った理由がわかりませんでした。

私達は毎日外に出ると、ふと惹きつけられるような人に出くわしたり、
なぜかいつも目が行ってしまう人がいる。そんなことってありますよね?

スピリチュアルな人からしたら「それってオーラがある人なんだよ」という見方をされるかもしれません。

周囲の中でもとりわけ美しく見える人というのは、元々の顔が美形であるとか、高価な服を着ているとか、メイクの達人とかでもないんだと気づきました。

違う言い方をすれば、顔が美しいタレントさんに似ていなくたって
「いつも綺麗な人ねー」と思わせることはできるとは思いませんか?

それは最も「その人らしさを出す」ということに尽きると思うのです。
冒頭の綺麗な人、その人がまさにそれでした。

最近では2倍くらい目を大きく見せたり、まつげを重ね盛りしたり、本当にたくさんのメイクグッズが販売されているので、コンプレックスを感じている人には救いの神ともいえると思います。



ですが、結果本来の自分をも隠してしまい、せっかくの魅力を半減させていませんか?

メイクをするなら自分を隠すのではなく「自分らしさ」を大事にして自分の好きなところを磨いていく、それが綺麗になる方法でもあります。

例えば、一重がコンプレックスの人はそれを隠して二重にするのではなくて切れ長な一重をもっと綺麗に魅せるとか。

自分の顔がすべて好きな人なんてそうそういません。それでも目や口、輪郭の一部だけでも好きな部分があれば、「私の顔はぱっとしないけど、口の形は自分でも好き」
一部だけでもそう思ったところを綺麗に見せていくうちに、自分に自信が持てるようになります。自信がある人って美しく見えてしまうものです。

また、顔面だけが顔ではなく、他人から見たらその人の全身がその人の顔になります。髪の毛からつま先まで。出かける際に顔に時間をかけすぎて、せっかくのブラウスがよれよれしていたら、やっぱり評価はそのようにしか見られません。肌も髪型も、眉も同様で、整えたり、綺麗にするだけで、格は上がってきます。

メイクの考え方をちょっと変えるだけで自分への思いが変わります。そうすると周りの見方も変わります。嫌いなところをわざわざ見つけて隠すんじゃなく、いいところを見つけて磨いてみると、きっと自分のことも好きになっていけます。

※この投稿は寄稿いただいたものを紹介しています