最近いろんなところでよく聞く「瞑想」ですが、「どうやるの?」と調べてみると
椅子に座って座禅を組んで、背筋を伸ばして目をつむって息を吐いて…と
なかなか気合を入れなきゃいけないような気がしちゃいますね。
実際はそんなことなくて、「瞑想」っていう表現がちょっと硬いのかなって思います。
仏の道に進んだ人が無の境地に達するためにやる印象が今でもあるようにも感じてしまいます。
「ちょっと瞑想してくる」
と
「ちょっと仮眠してくる」
では仮眠してくるのほうがカジュアルに言えると思います。
なんというか、「趣味は瞑想です」とか「最近瞑想が好きで~」とか言うと意識高けーってめんどくさい感じに思われるのが嫌で、こっそり一人で瞑想する日々です。みんなどうなんでしょう?
「座りながら瞑想」や「寝ながら瞑想」は、一人の空間や邪魔されない部屋やスペースが必要になってきますが、歩きながらでも瞑想できるんです。
歩行瞑想のメリット
とても簡単で、歩きながら自分の足に意識を集中するってだけです。
いつも歩いている時に
「自分の足が地面から離れた」
とか、
「自分の足が地面に着いた」
っていちいち思わないですよね。
それを意識的に思うわけです。すると自分の足や手の振りに意識が向いてマインドフルネス状態になれます。
さらには散歩しながらってことになるので、うつ病や認知症、メタボのリスクも減ります。メリットだらけでオススメ。デメリットなし。
【これが、15分の散歩で認知症のリスク0、うつ病メタボも予防になる理由】
歩行瞑想のやりかた
歩きながら、
- 両足の裏の感覚に集中する
- 右足が地面から離れて前にでる感覚に集中する
- 右足が地面に着く感覚に集中する
- (左足でも同じく繰り返す)
これを10分~20分ほどゆっくり行います。
ただ、このやり方を実際にやろうとすると、ものすごいゆっくりじゃないと歩けないんですよ。
近所にこういう動きのおばあちゃんいるなぁって思うんですが、瞑想してるんでしょうか。
もちろんこの方法でいいんですが、これはこれでやり難いので私は普通に歩きながらやってます。
普通に歩きながら意識を足に集中する方法
歩きながら、
- 右足が地面から離れた
- 右足が地面に着いた
- 左足が地面から離れた
- 左足が地面に着いた
という足の動きや感覚に集中します。
ただ実際はこれでも忙しいくらいなので
「足が離れた」
「足が着いた」
「足が離れた」
「足が着いた」
だったり、
「離れた」
「着いた」
「離れた」
「着いた」
くらいの感覚でとにかく自分の足に集中します。どうやってもいつもよりゆっくり目になります。これがマインドフルネスな状態なのでこのまま5分くらいやります。
集中力を操るというか、「無意識にやってることに意識を向ける」と普段なにげなく頭の中でザワザワしてしまう妄想や考え事、不安が休まる瞬間になります。
お風呂に入ってる時はほっとするように、24時間の中で5分くらいは瞑想して脳をほっと落ち着かせてあげると気持ちも落ち着きます。
忙しければ忙しいときほどぜひやってみてください。
【毎日休憩ついでに3分だけ瞑想してたら集中できるようになった】