心配に思ったり恐怖を感じたり、何か漠然とした不安、将来が不安。
そんな気持ちになってしまうとつらいですね。
“不安”という感情は誰もが感じますが、まだ経験してないことや
起きるか起きないかわからないこと、仕事や人間関係のストレスから発生してしまいます。
目次
不安になっても薬での解決はオススメしない
あまりにも不安が続くと滅入っていまいますし、何日も続く場合は「不安神経症」の傾向があるのかもしれません。
と言って病院に行けば急に解決するわけではありませんが、病院で処方される抗不安剤などの薬は実際によく効きます。
ただ薬で解決しようとするのはおすすめしません。私がまさにその状態なのですが、副作用や離脱症状で後にさらなる不安になってしまい薬をやめるのに苦労してしまう可能性があるからです。
といっても毎日飲むんじゃなくたまに飲むだけで副作用が出ない飲み方なら
「薬とうまく付き合えてる」ので大丈夫かと思います。
やみくもに病院に行くんじゃなく、すぐできる対処法から長期的に効果のあることまで私も実践してる「不安への対処法」を3つ紹介します。
瞑想する
瞑想すると不安がみるみる減って落ち着きます。また鬱な気分もよくなっていくのがわかります。
「本当?」
「瞑想なんて怪しいやつじゃないの?」
と思うかもしれませんが、瞑想すると前頭葉を中心に脳を活性化する効果が認められています。
瞑想すると不安が消えていくわけ
前頭葉は脳の領域の一部で、ポジティブな感情やネガティブな感情をコントロールしています。また言語の理解や記憶、判断力、感情の制御などを司っている部分で、瞑想すると前頭葉が鍛えられて感情がコントロールしやすくなります。
「不安障害は、ポジティブな感情は変わらないが、ネガティブな感情が高まっている。一方、うつ病は、ポジティブな気分が落ちていて、ネガティブな感情も高まっている状態。これらを元に戻すことが、不安障害やうつ病の治療になるのです」
不安障害やうつ病は、ネガティブとポジティブの感情バランスが崩れてしまっている状態なんですね。
マインドフルネスや座禅で集中力が高まり、脳が活性化されると右の背外側前頭前野の機能も活性化。これが心を強くし免疫力を向上させ、記憶力や仕事の効率アップにつながる。うつ病の人はこの部分の機能が低下しているという。逆にうつ状態になると感情を司る扁桃体が活性化し、コルチゾールというストレスホルモンが分泌されやすくなる。その扁桃体も、瞑想によって縮小するという結果が出ている。
瞑想で脳の前頭葉を鍛えると、不安が消えていくどころか集中力や記憶力が高くなるので仕事の効率アップ、ストレスも減ります。
毎日、頭の中で無意識に考え事をしたり、過去のことを思い出して嫌な気持ちになったり心配事ばかり考えてしまい不安でいっぱいになってしまうことってないでしょうか?
私たちは1日24時間ありますが、寝る時間は別として
「何も考えない」時間があるかというと、
たった5分だけでも実はなかったりします。
スマホを片手に通知がいつ来るかわからない、テレビやネット、メール、仕事や勉強、人と話したり私たちは常に何らかの情報に揉まれています。
「週末に出かける予定だけど雨が降ったりしないかな?」
「そもそも寝坊しないかな、大丈夫かな」
「前の日にちゃんと寝られるかな」
など、心配をしだしたらどんどん心配事が増えてしまい連鎖していってしまいます。
この思考は24時間続いてしまいます。つまり連鎖がどんどん続いてしまい深みにハマってしまうかもしれません。
24時間のうち、たった5分だけでも「何も考えない」時間を作ると
不安や心配事をひっきりなしに考えてしまう思考の連鎖から離れることができます。
瞑想はそれらの思考をやめて、「今ここに集中する」だけなのですが、
まだ起きてもいないことを無駄に考えてしまうのをやめる行為でもあります。
瞑想はどこでもできるしお金もかかりません。
布団で3分だけ寝ながら瞑想して不安解消
瞑想は寝ながらできます。気合い入れて座禅くんで姿勢正して…ってやらなくてもすぐできます。むしろ気合いれようとするだけで
「めんどくさくなって結局瞑想しない」
なんてことになってしまっては意味ありません。
私も毎日「寝ながら瞑想」しています。
慣れてきたせいか3分もしないうちに寝てしまって、寝る早さは
のび太君レベルになってきました(笑)。
瞑想に集中できると、たった5分ほどでも不安が消えてリラックスできます。
うまく集中できなくても大丈夫です。毎日少しの時間だけでも続けていくうちにどんどん心が穏やかになっていくのがわかると思います。
散歩する
散歩するだけでイライラや不安な気持ちが消えます。
よく聞かれるんですが、『目的もなく「歩く」って意味わからん』って思われるでしょうか?(笑)
ウォーキングでダイエットするなど運動目的の方は多いかもしれませんが、散歩の何がいいって嫌な気持ちが消えることなんですよ。
→ 目的地もなく歩くだけ「散歩」の何が楽しいのか?散歩のやり方
散歩して帰ってくると不安が消えてるのがわかる
私は寝起きに自己嫌悪だったりモヤモヤした不安を感じてしまうんですが、
散歩から帰ってくると綺麗サッパリ
「あれ?何が嫌な気分だったんだっけ」
ってくらい穏やかになります。
あまりに効果がすごいので毎日散歩が楽しみになって、今も毎朝歩いてます。
15分の散歩で認知症のリスクが0になるし、不安症やうつ病、メタボも予防になるので不安解消だけじゃなく脳にもよくて集中力が鍛えられるし、
新陳代謝が上がって適正体重維持につながりダイエットにもなります。
最近は朝に10分~15分くらい歩いてます。暑くなってきたので近所一周するだけですが
今でも散歩して帰ってくると「やっぱり散歩効果すごいな」って思います。
もう不安で顔がげっそりしてても笑顔になって帰ってくるからです。ただ歩くだけでここまで効果あるかって思うとすごいです。
→ なぜ散歩したり足を動かすと集中力が上がるか?脳力を鍛えるには?
ハーブティーを飲む
ハーブティーなんて普段飲まないでしょうか?
なんか周りに「意識高いなー(笑)」って言われたりしますが、私はどうにもコーヒーでカフェイン酔いしちゃうのでカフェイン0の飲料を探してるうちにハーブティーを飲むようになりました。
不安に効くハーブティー
前に雑貨屋さんで見つけた「ハーブティー事典」って本読んでたら気になったやつ、
- 「フェンネル」:不眠やイライラ、不安障害の改善、利尿作用 (北米更年期学会(NAMS)の研究班の調査)。
- 「カモミール」: 鎮静作用があり神経性緊張をほぐし、神経の働きを助ける効果がある。リラックス効果があり古くから不安神経症に使われていた歴史があり、特に不眠や緊張性の不安に有効。
これらが入ってる探したところ「pukkaリラックス」っていうハーブティーをアマゾンで見つけてさっそく注文。
実際飲んでみたら「なにこれ美味しい!」ってなって、
けっこう好み分かれる味かもですが、リコリスが入っているのもあってほんのり甘くて香りがなんとも言えないアジアンな感じ。
初めて飲んだときあんまり美味しいんで2煎目までいれて飲んだのですが、
リラックスしすぎたのかすんごい眠くなってきてうたたね寝しちゃいました。
それから眠れないときや不安になったとき、イライラしたときに飲んでるんですが、1煎目でなんだかまったりして、ほっと落ち着く感じ、2煎目まで飲むとハッキリわかるくらい不安が消えることに気づいて
「ハーブティーってこんな効くんだ」
って驚いてます。
もちろん個人差あると思うんですが、私にはすごく効果あって愛用してます。
→ 【即効性】今すぐ不安やストレスを解消する方法の1つ、薬でもなくこのハーブティがすごい
ハーブティーは医療になるほど優秀な効能がある
今までハーブティーなんて色付きのお茶くらいにしか思ってなかったんですが、漢方みたいにそれぞれ効能があるもので、それもそのはずインドのほうではアーユルヴェーダと呼ばれる伝統医療でもあり、ドイツでは風邪の予防に飲んだりメディカルハーブとして親しまれているものなんですね。
ハーブティーといってもガラスのポットにいちいち入れなくても普通にティーバッグにお湯を注いでお茶と同じに飲めるものが売ってます。
効きは個人差あるかもしれませんが、緑茶かウーロン茶の二択といわず気分や体調で飲むもの変えられると楽しみもあります。
例えば風邪っぽいときは殺菌・抗ウイルス作用があってインフルエンザにも効くとされるレモングラスのハーブティーを飲むとかバリエーションが増えてちょっとした楽しみになります。
→ 不安をなくすための方法5つ。地味な方法が最高に精神安定する