過去のトラウマはつらいものですね。
フラッシュバックしてしまったり、不安でたまらなくなったり、過呼吸のような辛い状態になってしまうこともあります。
私は最近ある程度解消したトラウマに似たことをまた再現してしまって、不安でたまらないし、うつ状態になりかけていました。
日中も布団で横になる時間が増えて、不安と心臓バクバクと戦っていました。
なにしろ「死にたい」ばっかり考えるようになっちゃってたので、下手したらそのまま鬱になったり生活にも影響したかもしれませんが、不安や鬱への対処法をやっているうちに落ち着いてきました。
まだ寝起きや、ふとした瞬間に思い出すこともありますが嫌なことを思い出しフラッシュバックしてしまうことは、ほとんどなくなってきています。生活いつもどおりできています。
実はトラウマを克服する方法は単純だったります。その方法のうち一つを紹介します。
これが、トラウマを克服する方法
ネガティブな感情をひたすら紙に書きます。
これは「筆記開示」という方法でもあり心理療法の一つです。
よく「紙に文字を書くと良い」って聞くと思いますが、それは科学的に認められていることでもあります。
筆記開示のやり方
やり方は、「自分が思ってることを隠さずひたすら書く」ってだけです。
日記でもいいし、適当な紙でもノートでもいいです。誰にも見せないプライベートなものがオススメです。
プライベートな日記がオススメなのは、「感情や思考を隠さず書く」ことができるからです。
なぜ思ってることを紙に書くとトラウマが克服できるか?
例えば、
「仕事で怒られてつらい」
「どうして怒るんだろう、そんなにきつく言わなくてもいいのに」
「○○さんに酷いことを言われた」
とか、紙に自分の感情を書いているうちに、だんだん自分自身を客観的に見れるようになります。そうすると、自分視点だけじゃなく、相手や環境を外から見れるようになってきます。
「怒られたけど、怒ってきた○○さん、前の日に嫌なことあったって言ってたな」
「きっとつらかったんだろうな」
「私がここで他の人に怒ったりしたら負の連鎖になっちゃうな」
「今回はまあいいか、でもきつい言い方はやめてほしいってだけ伝えよう」
自分の頭の中で考えてるだけではなかなか回復への糸口が見つからないものです。
見つかったとしても、一時的なものになりがちです。
そうすると、似たようなことがあった時に再度繰り返してしまうことが増えてしまいます。
「紙に文字を書く」と、
- 自分の感情が言語化される
- もやもやした気持ちが整理される
- シンプルに考えやすくなり精神的に心が落ち着く
- 自分を客観的な視点で考えられる
- 新しい発見がみつかる
- 不安からの出口がみつかる
といった効果が実際あります。
「筆記開示」では、最低4日間、1日20分は書き続けると効果があるとの研究結果があります。
私も毎日20分ほど書いています。
ノートもペンも100円で売ってるもので十分です。
ついでに漢字の勉強になるかもしれません。普段漢字を書かなくなるとすっかり忘れちゃったりするのは私だけでしょうか(笑
紙に思ってることを書いているうちに自分でも気づけるくらい不安やトラウマへの考え方が楽になってくると思います。オススメです。
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参考: