これが、世界一の幸福度を誇る国ブータンで習慣化されていること

世界で一番幸せと言われる国「ブータン」では、2005年の国勢調査によると、なんと国民の97%が「私は幸せだ」と答えています。

この、世界一の幸福度を誇るブータンでは日常的に瞑想をすることでも有名です。

ブータンでは小学校から瞑想する習慣がある

ブータンは日本と同じように仏教を基本とした国ですが、瞑想への取り組みが積極的です。

小学校の授業でも、朝の授業が始まる前にみんながいっせいに目をつむって瞑想する習慣があるそうです。

また、小学校など授業の一環だけじゃなく大人になっても中高年になってももちろん瞑想を続け、1年、2年、3年と瞑想をし続けることもあるそうです。

余談ですが私は手塚治虫先生の漫画が大好きでほとんどのタイトルを読んでいますがその中でも「ブッダ」が印象的で「瞑想を何年も続ける」シーンを思い出しました。

別の作品でも「即身仏」といって目を閉じて瞑想したまま自ら土の中で生き埋めになり仏となるシーンもありますが、こういった瞑想が関連する作品ではやっぱり人の優しい心が深く描かれているんですね。苦しい時に思い出しては支えになること、今もたくさんあります。



ブータンでは教育費と医療費は無料で家賃もほとんどないそうです。家族が何年も瞑想し始めて働かなくても生活できるのだと思います。

日本でもそこまでといかなくても、最低限の生活は心配しなくてもよかったり、瞑想するための長期休暇があるともっと心穏やかに生きられるんじゃないか、とも思います。

日常的に瞑想していると幸せを感じられるようになる

このブログでも瞑想についてよく書いていますが、日常的に瞑想をすると脳の前頭葉などが大きくなり前向きに考えられるようになったり、うつ病への耐性が上がり、慈悲の心や優しい気持ちが大きくなります

また他人や周りに親切にできるようになるなどの変化も出てきます。

親切にできるようになるってことは、周りがみんなそうなると自分からも周りからも感謝したり親切にされることが増えて、自分でも嬉しい行動が増える「親切心の連鎖」が生まれます。

ブータンでは当たり前のようにそんな生活になってるのかと思います。日本も国全体とまでいかなくても、私たち個人個人がちょっとずつでも瞑想したり余裕のある生活をして心穏やかにいたいですね。

→ 簡単な瞑想方法も紹介しています: 【寝る前】布団で寝ながら3分瞑想が最高に精神安定する、2年目

参考: 

外務省: ブータン~国民総幸福量(GNH)を尊重する国