ぐるぐる嫌なことが頭から離れない思考のループから脱出する方法

イライラして人にあたったり、ものに当たったり、当たりそうになったり、そんなことになると後から後悔して落ち込んでしまいます。
そうならないよう普段から穏やかな心で過ごしたいですよね。

ちょっとしたことでも一度、嫌な気持ちになってしまうとなかなか気分が晴れないことってあると思います。そうなってしまうと、イヤことが頭の中でぐるぐる回って思考がループしてしまい、どんどん悪循環になってしまいます

瞑想は思考のループから脱出できる

瞑想によって負の思考のループから抜けられると言われています。
効果が出やすいのが思考のループに「名前を付ける」ことです。
例えば上司に怒られて嫌で会いたくない状態なら、その思考に何らかの名前をつけます。そして「もう十分考えた」と認識していきます。

また、自分が尊敬する人物だったらこうするな、と考えます。

成功してるビジネスマンでも歴史上の誰でもいいし、亡くなっていても架空の人物でも、映画や漫画のキャラクターでも構いません。



「あの人だったら今の状況でどうするだろう」

と思えたら、その人になりきってみるのも有効なアプローチです。これはマインドフルネスを研究している脳科学分野によっては「賢者の目線で考える」行為とも言われます。

そんな考え方して意味あるのか、と思うかもしれませんが、ほんのちょっとでも考えただけで楽になるならやってみるメリットは大きいと思います。

私もちょっとしたことでイライラしたり落ち込んでは後悔することばかりなのですが、そのたび「どうしたらこの思考が楽になるだろう」と考えて今の対処法を実践しています。

そのせいかどうかはっきりしてるわけじゃないですが、わりと早い段階で回復できています。「3年瞑想したら面白いくらい精神安定して鬱が治った方法3つ」でも紹介してますが、普段から瞑想してる影響も大きいと思います。

また、瞑想とは違いますが「失敗談や苦痛を笑い話に変える」のもとても効果があります。

参考: 世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる – 久賀谷 亮 (著)