これが「何をやってもうまくいく人」「うまくいかない人」の違い

「何をやってもうまくいく人」「何をやってもうまくいかない人」って周りにもいるんじゃないでしょうか?

「あの人はすごいな、何をやってもうまいくんだなあ」って思う時は私も多くあります。
反対に「自分は何をやってもだめだなあ…」と落ち込むことは今でもとても多いです…(笑)

もちろんその人が見えないところで失敗して苦労してるのかもしれませんが、少なくとも自分の目線では「うまくいってる」からこその印象でもあります。

「何をやってもうまいく人」の共通点

実は、世界中どの国でも「何をやってもうまくいく人」の共通点が一つあります。

それは、嫌なことがあって失敗しても、それを面白おかしく笑い話に変えてしまうのが上手なところです。

実際に私たち人間が笑ったときは、血圧が下がり、ストレスホルモンが減り、固くなってしまった筋肉がほぐれるなど驚くほど多くの効果があり、笑いが身体に及ぼす影響について心理学や生理学の観点から多くの研究がなされ「笑い療法」として治療にも応用されているほどです。

笑うと身体で何が起こるか?

笑うと脳から「エンドルフィン」という物質が分泌され血管を通して全身に送られます。
エンドルフィンはストレスから開放されたときなどストレス解消に効果があるホルモンと呼ばれ、

  • 好きなことや楽しいことをしたとき
  • 性行為をしたとき
  • 美味しいものを食べた時
  • 勝負ごとで買ったとき
  • 笑った時

などで多く分泌されます。幸せに直結するホルモンでもあります。
以前から紹介している幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」と同様に重要なものです。

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エンドルフィンの効果

エンドルフィンは苦しい状態を心地いいものにしてくれるなど強力な鎮静化効果があります。
ストレス軽減はもちろんのこと、脳内が活性化されるため、想像力などアイディアやひらめきが上がり、記憶力や集中力が向上します。エンドルフィンによって時間も忘れて物事に没頭することができます。

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また、エンドルフィンは脳内麻薬とさえ言われるもので、多く分泌されると「ナチュラルハイ」状態、つまり酔ったような心地いい状態になります。逆に不足すると身体が求めてしまうことさえあります。

長時間笑いすぎたときは涙が止まらなくなったり、ふわふわ酔ったような状態になると思います。これはエンドルフィンの分泌によるものです。

 



エンドルフィンを求めてギャンブル・パチンコ依存になる人

また、ギャンブルで勝ったときにもエンドルフィンは多く分泌されます。ギャンブル「依存」というように脳内で作られる物質でありながら依存してしまうのです。

エンドルフィンは私たち人間にとってなくてはならないものなのですが、エンドルフィンが分泌され心地いい酔った状態を求めるあまり、パチンコなど身近なギャンブルに依存してしまう人もいます。

これは安定した精神状態の人は起こらないのですが、普段の生活がストレスのあまりエンドルフィンが分泌できないことも要因の一つです。

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お酒で笑う人と泣く人の違い

仕事や生活に疲れてストレスをかかえてる人は、このような酔った状態を求めてお酒に走ってしまいます。お酒を飲むと心理的抑制が取れるため笑うようになるからです。

お酒を飲んで笑いことでエンドルフィンを分泌させる。ただし、精神的に安定してる人がお酒を飲むと「もっと笑う」ようになるのに対し、精神的に不安定な人がお酒を飲むと笑うどころかボロボロと泣き始めてしまったり、乱暴な行動を起こすこともあります。どちらもエンドルフィンの影響によるものです。

失敗して苦しいときこそ笑い話にする

嫌のことがあったときこそ「笑う」。
そうするとエンドルフィンが分泌されることでストレスが逆に心地いいものになります。

周りにも「失敗を笑い話にするのが上手な人」っているんじゃないでしょうか?
彼らは失敗したり嫌なことがあったときこそ、その出来事の中で面白かったところを見つけて笑い、身体への負荷を抑えるどころが楽しくなるような出来事に変えてしまうのです。

私も失敗するとそのまま落ち込んでしまうことが多いのですが、ほんのちょっとでも一連の出来事の中で面白かったところを見つけてみようと思います。

嫌なことを引きずってトラウマになるか、笑い話になるかって考えたら、その後の人生もきっと楽しくなる方向に向けられると思います。

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参考:

自動的に夢がかなっていく『ブレイン・プログラミング』-アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ (著), 市中 芳江 (翻訳)