なぜ人は死ぬ瞬間に後悔する?これが看護師が記録した5つの後悔

前回、14年のわたる研究結果から「目標を持ってる人のほうが健康で寿命が長い」と紹介しましたが、
では私たちが送る人生にとって最も重要なことはなんだろうと思ってしまいます。

人が死ぬ瞬間に人生を振り返って後悔する5つのこと

オーストラリアの看護師ブロニー・ウェアは、残り3ヶ月と宣告されたり残り短い人生を送る患者さんたちを介護しながら、その人たちが人生を振り返ってどんな後悔をしたか記録してきました。その著書「死ぬ瞬間に後悔する5つのこと」には、

  • 「他人に期待される人生じゃなく、自分に正直な生き方をすればよかった
  • 「あんなに働きすぎなければよかった
  • 「思い切ってもっと自分の気持ちを伝えればよかった
  • 友人と連絡を取り続ければよかった
  • 幸せをあきらめなければよかった

という5つの後悔を挙げています。

後悔しない人生を送るには?

大多数が後悔するこの5つから、後悔しない生き方とはなんだろうと考えると、
「自分のやりたいことをやり」、「自分に正直に生きる」ことが大事とわかります。

「目標を持ってる人のほうが健康で寿命が長い」でも紹介したように、人生の目標を持っていることが健康にもつながります。健康を失ってしまったらすでに遅く、そのときには後悔しかありません。



健康でいられる幸せ

誰しも風邪をひいて熱でうなされたり、怪我をして治るまでの間、少しでも身体が不自由になったことがあると思います。そんなときは「健康でいられるって幸せ」と実感したんじゃないでしょうか。

今は当時よりだいぶ回復してますが、私は以前パーキンソン症候群になり身体が思うように動かない経験をしてから「身体が自由に動かせるって幸せ」だなと、よく思います。

もっと自分の気持ちに素直になってみる

家族や友人、同僚や仕事仲間など周りの言うことに合わせて生きてるうちに本当にやりたいことを諦めてしまっている、そんなふうに思う瞬間ってないでしょうか?

もちろん生活のため、家族のために働いたり協力することは必要なことです。
例えばですが、

「○○さんは月にあんなに稼いでる。自分ももっと稼ぎたいからもっと仕事しないと」

「会社の△△さんに期待されてるから徹夜してでも頑張らないと」

ということが続いてるうちに、死ぬ瞬間に後悔することになってしまうかもしれません。
(私もよくこんな思考になってしまうので気をつけたいです…)

私たちは、習慣的に長く続けてることには正しいか間違ってるか判断を誤ることがあります実は必要ないことを「やらなきゃいけないこと」としてるかもしれません。
自分の生き方を選択するのは自分自身しかいません

自分の気持ちに素直になってみると、人生の質はもっと上がるのかと思います。

参考:

自動的に夢がかなっていく『ブレイン・プログラミング』-アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ (著), 市中 芳江 (翻訳)