このブログでも目標を達成するための効率いい方法として、キーボードやスマホで書くんじゃなく、紙に手書きするだけで42パーセントも達成率が上がる理由や、
脳は「80%達成できること」しかイメージしない理由を紹介しましたが、はっきりした目標を持ってる人のほうが長生きするという研究結果があったので紹介します。
14年にわたる研究でわかったこと
カナダのカールトン大学のパトリック・ヒルとロチェスター大学メディカルセンターのニコラス・チェリアーノという二人の研究者が、あるデータを分析した。アメリカで行われたストレスと健康に関する研究(MIDUS研究)に参加した中高年、六千人余りのデータである。
参加者は、平均して十四年にわたりデータの提供に協力した。ヒルとチェリアーノは、参加者の人生の目標と「目的意識」に注目した。
十四年のあいだに参加者のうち569人が亡くなっているのだが、この人たちは、十四年後も生きていた人たちと比べて人生の目標が少なく、人生における目的意識も低かったそうだ。
目標があり、目的意識が高い人は、そうでない人と比べて死亡率がずっと低かった。
これは、参加者の年代には関係なく、どの年代でもそうだったという。
この研究では14年という長い期間、6,000人もの参加者を対象にしています。
その間に亡くなった方は人生の目標が低かったのは少し悲しい話ですが、目標を持つことの大切さがわかります。
人生の目標を持ってる人のほうが長生きする
長生きするということは健康な証拠とも取れます。
また目標を持つことで、早くに亡くなったり周りの人を悲しませないという見方もできると思います。
人生の目標を持つことが、自分にとっても周りにとってもいい方向に向くと科学的にも証明されているなら、目標の大きさはともかくたくさんの目標を立ててみると、きっと人生の質も上がると思います。
参考:
自動的に夢がかなっていく『ブレイン・プログラミング』-アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ (著), 市中 芳江 (翻訳)