えっ、目的地もなくただ歩くだけ?散歩のメリットと3年続いてる私のやり方

このブログではよく散歩をすると精神安定する、悩みや不安、イライラが解消すると紹介してますが「散歩のやり方」がわからないって声をいただいたので、
 
長い間引きこもりだった私がどうやって散歩を習慣にしたか(参考: 【こうやって、私はうつ病引きこもりから散歩できるまで回復できた)体験談もふまえて紹介します。

散歩するメリット

散歩は単に歩くだけなんですが、歩くだけで気分が晴れたり、嫌な感情が減ったり、痩せやすい体質になったり、アイディアが出てきたり、判断力が上がったり
メリットがたくさんあるわけです。

散歩して得られる研究結果もたくさんあり、

 
  • 認知症のリスクが0まで下がる
  • うつ病の予防
  • 心疾患、脳卒中の予防
  • がんや骨粗鬆症の予防
  • 高血圧症、糖尿病の予防
  • 肥満、メタボの予防

など、良い事ずくめです。

不安やイライラが解消される

また、外を歩くと不安や嫌な気持ちがなくなるのが大きいです。
 
私は不安になりやすくストレスも感じやすいので、ちょっとしたことで落ち込んで今にも死にそうになります。そのまま寝込みかけることもありますが、その前に5分だけ散歩してみることにしてます。
 
毎回思うのは、たった5~10分程度の散歩でも帰ってくる頃には「何がストレスだったんだっけ?まぁいっか!」と思うくらい元気になることです。これだけわかりやすい効果がでるならもっと早いうちから散歩してればよかったなぁと思います。
 


なぜ外を歩くとメンタル安定するか?

外を歩くと、身体の一部だけでも日光に当たることになります。
 
日光に浴びると人の身体は「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌されるので、不安が減少し、気持ちが前向きになります
 
散歩などの単純なリズムを含む運動はセロトニン神経が活性化するため非常におすすめです。

悩みごとを抱えながらでも、散歩して帰ってくると

「まぁべつにいっか」

と思えて、過ぎた出来事にあまり固執しなくなるので気持ちが楽になります。

散歩するデメリット

デメリットはありません(笑)。しいて言うなら散歩する時間が必要ってことでしょうか。

「歩く」というのは私たち人間にもともと備わっている機能で、生きる上で必要なことです。犬や猫など動物も歩けない環境にいたら病気になって具合悪くなりますよね。むしろ歩かない生活がヤバいのです。

目的もなく歩くだけ?散歩のやり方がわからない

散歩のやり方としては、
 
外を歩くだけ。

なんですが、それがわからないんですよね。なぜって目的もなくただ歩くだけって意味わかんないと思ってしまうのです。

私も以前は、どうやったら単に外を歩くってことができるのか理解できませんでした

「買い物ついで」に散歩しようと思うと長続きしない

上で紹介した散歩のメリットを考えると良いものだとわかると思います。
あとは歩くだけなんですが、

「買い物のついで」に散歩してこようって思うと、「買い物」がないと散歩できなくなってしまいます

なので、「近所を一周」することを目的にします

習慣化しやすい散歩のやり方

  • 「近所一周」を目的に、毎回同じコースでOK
  • 5分程度でよい(長くても20分で十分)
  • 何時に歩いてもよい(夜でもOK)

まず、近所を歩いてみて人通りが自分に合ってたり歩きやすい道を探しながらぶらぶらしてみます

「明日はあっちの道歩いてみよう」

としているうちに冒険してる感じして楽しくなってくるし、明日の目的が生まれます

散歩を長続きさせるには

散歩コースが決まってきたら何も考えずに歩くだけです。朝ごはんを食べたら歩きに行く、職場で昼食を食べたら歩きに行くなど、いつでもどこでも構いません。

散歩コースが決まらず迷ってしまうと、それだけでめんどくさくなって辞めてしまう可能性が高くなってしまいます。

というのも人は先に考え出すと何もできなくなってしまい、結局行動しないという心理的特徴があるので、何も考えなくても「いつもの散歩コース」が定着して歩けるようになると散歩習慣が安定します

周りの人は誰が歩いてるかいちいち気にしてない

散歩に慣れてない時は近所の人の目が気になるかもしれませんが、人は案外、外で誰が歩いてようがいちいち気にしていません

どうしても気になる場合、暗くなってきた夕方~夜でもいいので、「これくらいならできそう」と思える条件で始めてみるのをおすすめします。

まずは「いつもの散歩コース」を作ってみましょう。