【ダイエット】なぜお菓子や甘い物が食べたくなるか?心理学20

ダイエットしたくてもお菓子を見ると買ってしまう、家にあるお菓子を見ると食べてしまう。甘い物は特に欲求に勝つのが大変なものです。

そもそも私たち人間は欲求に勝つのはむずかしい生き物なので、欲求に勝つんじゃなく、そもそも「食べたくて我慢できない欲求をださない方法」をとると楽です。

心理学の20秒ルールを利用して習慣を操作する方法

 

習慣を変化させるには心理学をうまく使うと楽です。
心理学で「20秒ルール」というのがあって、これはハーバード大学でポジティブ心理学を教えていたショーン・エイカーが提唱したもので、
悪習慣をやめたいなら、行動を起こす前に「20秒遅らせる」という方法です。

なぜ20秒遅らせるかというと、人間の脳は20秒経つと欲求がほとんどなくなるからです。

例えばお菓子ばかり食べちゃうのをやめたい時は、お菓子を食べる前に20秒かかるようにする

お菓子をわざわざ箱に入れて、更にそれを袋にいれて、何重にもしてお菓子を出すのに20秒以上かかるようにすると、やめられる確率がぐっと上がります



またこの例では目の前にお菓子がある状態で20秒我慢してから「はいどうぞ」ってより
直接お菓子が見えなくすることが重要でもあります。
お菓子を直接目でみると、箱や棚に入れてあるより6倍食べたい欲求が増すという心理もあります。

  1. お菓子が食べたくなる
  2. お菓子箱を開けだす
  3. 開けても開けても箱がでてきて途中でめんどくさくなる
  4. でも食べる

 

これで結果として食べてしまってもいいんです。
食べたら必ずまた箱に入れる、このルールを守っていればだんだん、

 

  1. お菓子が食べたくなる
  2. お菓子箱を開けだす
  3. たくさん開けた箱をまたしまうのが途中でめんどくさくなる
  4. やっぱりいいや

こうなってくればもう悪習慣はないようなものです。
ここから3日食べず、3週間食べずに過ごすと、
「お菓子を食べないことがいつもの習慣」になり食べたい欲求はなくなります。

20秒ルールについては
→ 【マインドフルネス禁煙】タバコは心理学で楽にやめられる方法3
でも紹介しています。