私は2年間で約29キロのダイエットに成功していて、今も体重を維持してるんですが
「これだけは食べない」って決めてる食べ物があります。
マーガリンは肥満の原因
最も気をつけている食品のうちの一つ、
マーガリンは「トランス脂肪酸」のかたまりで、メタボ、肥満、心臓病などの原因になるものとして聞いた方も多いんじゃないでしょうか。
メタボリックシンドロームと診断される内臓脂肪の蓄積(腹囲)・脂質異常(コレステロール、中性脂肪)、高血圧(血圧)、高血糖(空腹時血糖)の数値を高める
食べれば食べるほど空腹感が増す理由
マーガリンなどに多く含まれるトランス脂肪酸によって、いくら食べても満足できず空腹感がおさまらなくなり、さらに代謝が下がってしまい脂肪が燃焼しない状態になります。
これは「レプチン抵抗性」と呼ばれる現象で、ホルモンバランスが崩て食べすぎてしまうことが原因の一つです。
満腹感がおかしくなるものはトランス脂肪酸だけじゃなくアレルゲンやサラダ油などもなんですが、トランス脂肪酸の影響は特に大きいので注意しています。
トランス脂肪酸が多く含まれる食品リスト
- マーガリン
- ショートニング
- マヨネーズ
- ピーナッツバター
- カップ麺
- クッキー、ビスケット
- フライドポテト、チキンナゲット、フライドチキン
- ポテトチップス
- 菓子パン
- 冷凍食品
などに多く含まれています。
「ちょっと身体に悪そうで美味しいもの」って印象ですね。
これらの食品は「レプチン抵抗性」によって
食べれば食べるほど空腹感がおさまらずもっと食べたくなり、
代謝が下がり痩せにくくなってしまいます。
食べ過ぎてしまうのは意思の問題じゃなく物質的なことなので、
太るってわかっているものをわざわざ食べないようにしてます。
と言ってもそこまで神経質に気をつけてるってわけじゃなく、
お菓子やパンを食べるときに原材料をみて
「マーガリン」って書かれてるのと「バター」と書かれてるのがあれば
「バター」を選ぶ程度です。
国によってトランス脂肪酸の規制がある
デンマークやスイス、オーストリア、シンガポール、アメリカ・ニューヨーク市では食品中のトランス脂肪酸含有量等の規制を実施しています。
― トランス脂肪酸に関する各国・地域の取組:農林水産省
トランス脂肪酸で心臓病のリスク増加
トランス脂肪酸をとる量が多いと、血液中の脂質の一種であるLDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が増えて、一方、HDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)が減ることが報告されています。日常的にトランス脂肪酸を多くとりすぎている場合には、少ない場合と比較して心臓病のリスクが高まることが示されています。
ここでも書かれているように、心臓病やアルツハイマーの大きな原因になると報告されています。
バターの代わりにマーガリンを使う人ほど心臓を病んで死亡率が上がってしまうので、バターを使うことをおすすめします。
トランス脂肪酸を含む食品は日常的に多くありますし、美味しいものもたくさんあります。
なにも完全に食べてはいけないってわけじゃないですが、
毎日食べる習慣があったとしたら、せめて数日おきくらいにしましょう。
毎日食べるものを10年続けたらどうなるか、想像つくと思います。
マーガリンよりバターのほうが味も好きで、トランス脂肪酸をとるメリットは何も感じていないので、全く食べないですむならそれがいいなあと思います。
食べ物で気をつけると言っても具体的にどうこうするってなかなか曖昧なものです。
一つでも決めておくと考える手間も楽だし半年、1年、2年と長期的にみると体型や健康面などいろんな方向がきっとよくなります。
→ 心理学20秒ルールでお菓子食べちゃうのをやめるダイエット方法