寝るときに、
- 「楽しかったこと」を考える
- 「明日の仕事のこと」を考える
どちらが心身にとっていいでしょう?
寝る前に明日の仕事の段取り、やるべきことを考えて計画をたてるのは必要そうに思えますね。
それとも寝る前に楽しかったことを思い浮かべて微笑ましい気分になって寝るのとで、メンタルや体調、身体の免疫にとってどう違い、どちらがいいのか紹介します。
目次
寝る前に「仕事のこと」「楽しかったこと」どっちを思うのがいいか?
これは、「楽しかったこと」を考えたほうが寝付きが良くなり睡眠の質を高めることができます。
逆に「仕事」などストレスを抱えることを考えると寝付きが悪くなるばかりではなくストレスから免疫力の低下になります。
なぜ、寝る前に仕事のことを考えると寝付きが悪くなるか?
寝る前はいろんなことを思ってしまうものです。
一日を終え布団に入り今日の出来事を考えると、ついつい今日あった辛い出来事や仕事でストレスを感じたことや、明日の予定や段取り、スケジュールについて考えてしまうものですが、ストレスや緊張をまねくことを考えると交感神経が刺激され眠れなくなってしまいます。
これは以前に「論理的なことを考えると眠れなくなる原理 – この、眠れない時にあっという間に眠れる方法がやばい」で紹介したことを同じです。論理的な思考になってしまうと脳は活動を始めてしまい寝るどころか起きてしまいます。
寝る時に楽しかったことを考えるとよく眠れる理由
友人と面白かった笑い話や、楽しかった出来事を考えると多少なりとも笑顔になれるものです。
胸のあたりがじんわり温かくなるようなほっこりする記憶を思い浮かべると、脳内ホルモンに良い影響を与えます。これは副交感神経が優位になりリラックスできるため、肩の力がゆるみそのまま入眠しやすくなります。
今日の出来事じゃなくても過去の記憶でかまいません。幼少期の楽しかった記憶でもいいし、初恋のときめきなど過去の楽しかったことを思い出すのがコツです。
なお、私はかれこれ3年以上寝ながら瞑想してそのまま寝てますが、これも余計なことを考えなくてすむのでおすすめです。
なぜ、枕元にスマホを置いてはいけないか?その理由
現代人はスマホが当たり前です。起きてる間は常にスマホを持ってるし、あなたも寝る時にまで枕元にスマホやタブレットを置くんじゃないでしょうか?(私もやってしまいます…)
そのまま眠れない時は布団から手を伸ばしスマホをとって布団の中でゴソゴソと動画を見る…なんてことをすると睡眠に悪影響を及ぼしてしまいます。
スマホやタブレットのブルーライトを浴びると、睡眠ホルモンであるメラトニンが正常に分泌されなくなり睡眠サイクルが崩れてしまいます。そうなるといつも寝てる時間に寝付けず、眠りが浅かったり不眠症になることもあります。
スマホもタブレットもPCも、ニュースやメール、SNSを見てしまうと「見ようと思ってなかった」情報まで表示されてしまいます。
「見たくないものはブロックしてる」
という人でも、これはどんなフィルターをしても完全には防げません。刺激のある動画やニュース、メール内容やSNS通知を見ると交感神経が刺激され、脳が覚醒してしまい寝るどころではなくなってしまいます。
最低でも寝る一時間前からスマホは触らないようにしましょう。
さらには、寝る一時間前に水をコップ一杯飲むと免疫力を上げ脂肪燃焼にもなります。
まとめ
世間的には「重要なことの予定をたてるのが立派」などと言われることもありますが、時と場合によります。やるときはやる、休む時は休むのが大切です。
常に仕事モードでピリピリしてると、自律神経のバランスが崩れ免疫力の低下からメンタルをはじめ身体に多くの悪影響がでてしまいます。
寝る前に考え事をしてしまうなら、楽しかったことを思い出してほっこり笑顔で寝てみましょう。
参考: