むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)を治した経緯3

前に むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)を治した経緯2を書いた続きと記事更新です。

私個人の雑記なのであまり興味ない人が多いと思いますが記録も兼ねて書いていきます。

結果的に鉄分とビタミンB系のサプリで相当軽減されて、寝る間はもちろん日中もむずむずしなくなりました。

その間に神経内科で血中の鉄分、ビタミンB系、葉酸の数値も調べてもらったのもありますが詳しい話はまた書いていこうと思います。

むずむず脚症候群とストレス

私の場合、脚がむずむずする時として

  • 気持ちがピリピリしてる時
  • なにかやらなきゃと焦っている時
  • 仕事を早く片付けたい時
  • 落ち着かない時
  • 落ち着く場所じゃない時
  • 椅子に座って作業してるけど思うように進められない時

でした。なんというか、ストレスっぽいですね…(笑)
たぶんですが、交感神経が優位になってるときだと思ってます。

(交感神経と副交感神経については「瞑想で呼吸が苦しい時はどうするか?その原因と対処方法5つ」や、「だるい、頭痛、めまい動悸、イライラ不安は自律神経が原因?なぜ 」でも書いているので参考にしてみてください)

入浴時やごろごろしながらマンガや動画見てる時、夕方以降に仕事終わったあとなど、ストレスなしでリラックスしてるとき(副交感神経がうまく働いている時)はまったくむずむずしないからです。

自律神経失調症とまでいかないと思いますが、自律神経を整えればむずむずも自然と消えると思ってます。
 
ただ、そもそもの鉄分やビタミンBなどの栄養素が足りてないのに一生懸命がんばっても無意味です。自律神経が整っていないからです。

例えば、ガソリンが空っぽでタイヤがパンクしてる車をがんばって動かそうとしてるようなものです。
まずガソリンを入れてあげないと動かないし、動いてもタイヤを直さないとまっすぐ走りにくいのと一緒です。
 

今はサプリでもいいのでとりあえず栄養をとって、まず「むずむずしない心地いい生活を思い出す」ことが大事と思ってます。

体がおかしな状態で慣れてしまうと正常な状態がわからなくなってしまいます。
サプリをずっと飲み続けるのは嫌なので徐々に減らしつつ鉄分やビタミンBが摂れる食事に変えていこうと思っています。

今はヘム鉄っていう鉄の中でも吸収しやすいものと、ビタミンB12を摂っています。

ビタミンB6で良くなる人もいるようです。ただ、みんなが鉄分とビタミンB系で治るわけじゃないですが、私はこれでむずむず症状が落ち着いています。

サプリもとればわけじゃないし、過剰摂取にならないよう気をつけてください。
 
【なぜビタミンCサプリで虫歯になるのか?すぐ歯磨きがダメな理由

 

なぜ鉄分が必要か?

なぜ鉄分が必要かというと、脳内に「A11細胞群」という神経細胞があるんですが、これは

  •  肌に風があたった
  • 首元で服がこすれた
  • 靴下を履いていて脚が窮屈

 
などの感覚神経を処理しています。無意識にやってくれていて非常に重要な神経です。
鉄分が不足すると、この A11 が機能しなくなり、感覚がおかしくなってきます。

特に感覚神経が狂ってくるとまさに「足に虫が這っている」感覚を引き起こしてしまうというわけです

他にも正しく機能しないときの誤感覚はあると思いますが、鉄分が不足した A11 は足がむずむずするような感覚が起きやすいんだと思います。




 

むずむずする原因

 
脳内のドパミンは脳からの指令を身体の各所に伝えて運動をコントロールする役目があるため、
これが異常をきたすと神経伝達がうまくいかず脚がむずむずするような不快感や寝てるときなど勝手に手や脚が動いたりする症状を引き起こすようです。

私が以前発症したパーキンソン病はドパミンが減少してしまう病気だし今回のも無関係ではなさそうです。

15年かかったうつ病も双極性障害も治るしパーキンソン病も治る
 

感覚を正常にするにはドパミンの分泌が重要で、脳内でドパミンを生成するには鉄分が欠かせないため
鉄欠乏になるとむずむず脚症候群になりやすい
ようです。

また、葉酸が不足するとドパミンの発生を阻害し、ビタミンBの欠乏で神経伝達に影響が出てしまいます。
 
抗うつ薬や統合失調症の治療に使われるドパミン遮断薬、アレルギー治療薬の抗ヒスタミン薬などはドパミンの分泌に影響するためむずむず脚症候群のリスクは高いようです。

※調べた限りの情報なので間違ってるかもしれませんが、一部は医者にかかったときにも話してもらった内容です。参考になれば幸いです

私は抗うつ剤を飲まなくなって2年は経っていますが未だに多少でも影響があるのかもしれません。

→ 【副作用治った】3年飲み続けたリスパダール断薬に成功した方法
 

むずむず脚症候群は意外とすぐ治る

神経内科にかかったときには、むずむず脚症候群の患者さんは、

  • 鉄分不足
  • ビタミンB6の不足
  • ビタミンB12の不足
  • 葉酸の不足
  • ドパミンの異常
  • ストレス

の傾向が多いそうです。私もまさに鉄分とビタミンB系、そしてストレスが原因でした。そしてほとんどは治ると思います。

必要以上に不安を煽る情報を見ても逆効果

また、体の異常があってネットで病気について調べると、
「怖い病気」や「○○の初期症状で大病になるかも」などと脅すような情報が目につきます。

よく思うんですが今は「病気を見つけること」を意識しすぎて、ちょっと何か症状があると「○○という病気になるリスクがある」と、本人の絶望感を駆り立てることばかりでたまに嫌になってしまいます。

早期発見はもちろん大事なんですが、「病気を恐れる」気持ちが先行しすぎてる気がします。「病は気から」というように不安になりすぎては元も子もありません。

体調を崩しても「そのうちよくなるよ」と少しでも楽な気持ちでいられたらいいんですが、そういった情報のほうが少なく感じてしまいます。実際私も調べれば調べるほど不安になっていました。

こういったリスクの警告をしてくれる情報ももちろんいい内容も含まれてるんですが、そんな怖い思いしなくても治りますよって言ってもいいと思うんです。

人間は単純なもので思い込みで本当に病気になったり治ったりします。そんなスピリチュアルなことを言ってるわけじゃないんですが、
プラシーボ効果ってあるくらいで本人の思い込み次第でわりと状況は変わることもあります


 
この記事を読んで、むずむず脚症候群で悩んでたら、原因は必ずあるし治し方や付き合い方も必ずあります。

私と治し方はもしかしたら違うかもしれませんが、不安を感じてるようならもう少し希望を持って生活して大丈夫です。ストレスがあるなら減らしていきましょう。すると自律神経も自然と整ってきます。

きっと「そういえば脚がむずむずしてたことあったなあ」ってくらい回復できるものだと思います。

たった10分で不安を取り除く方法とは?