今回は私がいつもやってる朝の習慣を「やらなきゃ」って思いすぎてかえって苦しくなってしまったという個人的なことと、習慣の話です。
目次
自分でやり始めた習慣で逆に疲れた理由
最近、自分でやり始めた習慣が増えすぎて「疲れた」と思うことがあり、いつもの習慣を減らしたり時間をずらしたり見直しています。
朝起きたら筋トレしてランニングして英語の勉強、漢字の勉強、朗読を2年以上やっていますが、いろいろと詰め込みすぎました(周りに話すと「意識高けー」って引かれるのであまり言うことはありませんが…)。
といってもどれも10~15分程度の簡単なものです。
「習慣」は苦手なことが簡単にできるようになる手段
この朝の習慣で漢字書けないコンプレックスが治ったり( 参考: 【漢字書けない対策】漢字勉強アプリを毎日5分2年やってみた結果… )体力がついたり、何より外に出て運動してたので人前に出られる自信がつきました。
面白いもので苦手なことも毎日ちょっとずつ続けると楽にできるようになります。もはやランニングも漢字・英語勉強も毎日歯磨きしたり風呂に入るのと同じ感覚です。
なんでも習慣化する方法がわかってから、やりたいことを習慣化するのが得意になって、楽しくていろんなことを取り入れてました。
習慣についてはこちらも合わせてご覧ください: 【なぜあなたがやりたいことを習慣化できないか?理由と方法3つ】 で詳しく紹介しています。
いつも続けてる習慣を「やらなきゃ」と思うあまりソワソワ
こういった良い効果も多いんですが、やることが増えすぎて毎日のソワソワ感が抜けなくなってしまいました。
いつもの習慣をするのはいいんですが、生活してると何かしら予定外のことが出てくるものです。雪や雨で外に出られない時もあるし、急な連絡が入ることもあります。
そんなときにも「時間遅くなったけどやらなきゃ、やらなきゃ」という思いが強くなりすぎてかえって苦しくなってしまったのです。
朝は「走らなければいけない」と思い込んでいた
例えば、朝のランニング「走らなきゃいけない」わけじゃないし走ることが仕事でもありません。
ところが
「走らないとその後の仕事に集中できないかも」
「走らないと太るかもしれない」
と、自分の中の思いが強すぎてストレスになってしまってました。
もちろん朝、気持ちいい日差しの中ジョギングすると嫌な気持ちも晴れて清々しくなります。
外を歩いてくると気持ちが晴れる
私の場合、寝起きは気分がいいときもあるし悪い時もあります。
起き抜けに自己嫌悪やら罪悪感やらで始まることもありますが、そんな時も軽く走ったり歩きながら帰ってくるとすっかり心のモヤモヤが取れます。
なので朝の散歩や軽いランニングは今も良い習慣と思ってるんですが、あまりにも「やらなきゃいけない」思いが強いと逆効果ですね。
こちらも合わせて参考ください: 【目的地もなく歩くだけ「散歩」の何が楽しいのか?散歩のやり方】
「良い習慣」だから「続けなきゃ」と思うあまりストレス
どんなに良いことでも「良い習慣だから続けなきゃ」と強く思いすぎたらストレスになります。これを続けるとどんどんソワソワして苦しくなってしまいます。
さらに、朝に他の用事ができたら「いつもよりもっと朝早く起きて走らなきゃ」となる日もありました。ここまでいくとはっきり言って辛いです。それも、走った後は英語の勉強やら他のこともするので余計にその思いは強くなりました。
「やらなきゃいけない」をやめたら楽になった
今は朝の習慣を一旦やめました。そしたら面白いことにソワソワ「やらなきゃ」という焦燥感がなくなり、他にやりたいことがどんどんでてきて楽しくなってきたのです。
もちろん、またやりすぎちゃって「やらなきゃいけない」って思ったら元通りなので気をつけています。
- 「健康になりたい」
- 「成功したい」
- 「~できるようになりたい」
- 「~を克服したい」
と思って始めたこともやりすぎは注意が必要ですね。「~できるように」なったら十分でしょう。ほどほどのところでやめると次にやりたいことも出てきます。
「~できたらいいな」くらいが丁度いい
先日読んだ本にもありましたが、「やらなきゃいけない」を「できたらいいなあ」くらいにすると「心は楽になる」ものだと体験をもってわかった気がします。
心が楽になるってことは苦しい顔してやるんじゃなく、余裕のある顔してできる。そうするとやってることが楽しく感じられる。こう思えることって重要ですね。
こちらも合わせてご覧ください: なぜ「やらなきゃ、すべき思考」で自己嫌悪・罪悪感が増える?