あなたは寝る前に水を飲みますか?飲みませんか?
「寝る前に水を飲まないと朝喉がカラカラになる」
「寝る前に水を飲むとトイレに行きたくなるから飲まない」
それぞれ意見があると思います。
目次
寝る前に水を飲むのがいい?飲まないのがいい?
どちらが身体にとっていいかというと、「飲むほうがいい」です。
いいどころか、後述しますが寝る前に水を飲むだけで免疫力が上がり、代謝がよくなり痩せやすい体質にもなります。水分が不足すると血液やリンパ液の流れが悪くなり代謝が下がってしまうので、寝る前にコップ一杯の水を飲むのがおすすめです。
じつは、寝てる間に水分不足になりやすい
人は眠っている間にも心臓をはじめ様々な活動をしているため水分が必要です。
夜の間にコップ1~2杯の汗をかき、寝ている間はいつのまに水分不足に陥るとも言われます。
寝る前に水を飲むと痩せやすい体質になれる
「トイレに行きたくなるから水は飲まない」という人がいますが、これは自ら水分不足になり免疫力を下げるばかりか代謝を落としてしまいます。
水分を補給しておくと血液の流れがよくなり新陳代謝が上がります。すると脂肪が燃焼されやすくなるため、痩せやすい体質になれます。
寝る前の一杯の水で、寝てる間の6~7時間分の水分を補給できるなら、これは相当コスパもいいです。
水を飲むだけで免疫力が上がる
白血球やリンパ球は、血液やリンパ液の中にしか存在しません。そして全身を巡っています。水分が不足するとこの血液やリンパ液の流れが悪くなるため、身体の一部分だけでなく全身へと影響を及ぼし免疫力が低下してしまいます。
じつは、がん予防に有効なのは免疫力
免疫力を上げると風邪やインフルエンザなど細菌やウイルスにかかりにくくなるだけではなく、がん予防につながります。
がんという病気は、そもそも免疫力が高い人はならないとも言われます。
2018年にノーベル医学・生理学賞を受賞した、京都大特別教授の本庶佑先生の研究から生まれた「オプジーボ」というがんの治療薬は、人が本来もっている免疫力をより強化させてがんと戦うものです。
言い換えると免疫力の低下ががんリスクを増大させてしまいます。
寝る前に水を飲むだけで病気になりにくくなるなら、飲まない手はありません。
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水道水ではなくミネラルウォーターを飲む
なお、水道水には長期的に摂取すると有害な物質が含まれているので、できればミネラルウォーターを飲むのがおすすめです。
水道水に含まれる塩素と反応してできるトリハロメタンという有害物質は、IARC(国際がん研究機関)において「発がん性の恐れがある物質」に認定されているものです。
日本の浄水機能の質は非常に高く、WHOのガイドラインよりも厳しいものとなっていてトリハロメタンの量も水質基準が定められていますが、飲まないで済むならそれが一番です。
飲んですぐに健康に影響あるものではありませんが、これが30年毎日飲むとなると話は別です。できれば口に入れる水分だけでもミネラルウォーターや浄水器を使った水にしましょう。
冷たいビールはNG
間違っても寝る前にビールや飲酒はおやめください。これは水分補給にならず、かえってアルコールを分解するために身体の多くの水分を使うため、余計に喉が渇き水分不足に陥ってしまいます。
まとめ
私もつい最近まで夜中にトイレ行くのがめんどうで寝る前に水分をとっていませんでしたが、こういった理由をしって飲むようになりました。
寝る前に「コップ一杯の水を飲む」ようにしましょう。重要なのはお茶やコーラじゃなく、ただの水です。おためしください。
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