どんなに眠れない時でもあっという間に眠れるこの方法がヤバい!

布団に入ってもなかなか眠れないときってありますよね。

明日のことや先の予定、悩み事や心配事、あれこれ考えてるうちに時間が過ぎて、

「やばい、眠れない…」

って思っちゃって眠れないときってあると思います。

どんなときに眠れなくなるのか?

どんなときに、どんなことを考えてると眠れなくなるかというと、人は論理的な思考になっている時に寝れなくなります

例えば仕事の段取りを考えてたり、何かの設計を考えてるときや、スケジュールを立てたり、心配事を解決しようと考えてる時も、ほとんどは論理的に考えているときです。

それもそのはず、しっかり考えないといけない時に寝てしまっては困るし、それが布団の中ではなく大事な場面や危険な状況だったら寝てる場合ではありません。

つまり論理的に考えているときは脳が活性化して、眠るより重要なことと脳はとらえているんですね。

あっという間に眠れる「連想式睡眠法」とは?

「連想式睡眠法」という睡眠法があり、これはカナダのサイモンフレーザー大学の認知科学者リュック・ボードウィン博士が考案し、フォーブス誌、ニューヨークタイムズなど多くのメディアで取り上げられたものです。

アメリカでは「シャッフル睡眠法(The Cognitive Shuffle)」という名称で呼ばれています。

連想式睡眠法のやり方

やり方はとても簡単です。

(1). 適当な英単語を思い浮かべる

どんな英単語でもいいんですが、例えば「house」を思い浮かべるとします。

(2). 一文字目から始まる英単語を思い浮かべる

今回は「house」を思い浮かべたので、一文字ずつでは

「h、o、u、s、e」になり、最初の文字は「h」になります。

「h」から始まる英単語を思い浮かべます。例えば

  • hope
  • how
  • human
  • hospital
  • home
  • hit
  • hold

など、「h」から始まる単語を思いつかなくなるまで連想します。

(3). 次の文字から始まる単語を思い浮かべる

今度は「house」の二文字目の「o」から始まる単語を思い浮かべます。

  • orange
  • open
  • on
  • only
  • order
  • our

これを最後の文字まで繰り返します。「house」では「e」までですね。

(4). 最後の文字までやったら次の単語でまた思い浮かべる

「house」の最後の文字「e」までやったら、今度は別の単語で同じように思い浮かべます

次の単語はなんでもよくて、例えば最初に「hope」が出たので、今度は「hope」で同じように1文字目から連想していきます。

この (1) ~ (4) を繰り返します。



いつの間にか寝てる

 

これをやってると不思議なことにいつの間にか寝てます。私も眠れないときよくやるのですが、最初の単語の2文字目あたりで寝ちゃいます(笑)

リュック・ボードウィン博士によると、この連想法は羊を数えながら眠るのを応用したやり方で「人は論理的に考えてるときは眠れないが、ランダムな思考をシャッフルしてるときは眠りやすくなる」という原理に基づいてるようです。

なお、仕事に関係するような単語や、嫌なイメージをしてしまう単語は避けたほうがいいとのことです。

「478呼吸法」でも眠れなかったらこれ

寝ながら瞑想と組み合わせてできる「478呼吸法」を以前紹介しましたが、私はこれでも眠れない時にこの「連想式睡眠法」をしてます。

『【寝る前】布団で寝ながら3分瞑想が最高に精神安定する、3年目

瞑想で呼吸に集中できないときってどうしてもありますが、そういったときに

「あっそうだ、連想式睡眠法やってみよう」

となると確実に眠れて助かることが多いです。
知ってるだけでも安心感があります。お試しください。

参考: B.C. professor’s sleep trick gets attention from Oprah, Forbes, Guardian | CBC News