【集中力高める方法】これが集中できる人とできない人のたった1つの違い

仕事や勉強に集中できないときって多いですよね。
 
私なんて日によって集中力の差が激しくて、できない時はもう5分もデスクに向かっていられません。そこまでじゃなくても集中力の波が激しいことってあると思います。
 
誰でも当然感情があるので、例えば前の日に嫌なことがあったりストレスを感じてたら集中力も下がってしまいます。逆に嬉しい事があったら仕事や勉強も集中できると思います。

集中力を上げるための方法

それ以外にも意図的に集中力を上げる工夫っていろいろするんじゃないでしょうか?
 
例えばコーヒーを飲んだり音楽を聴いたり、ガムを噛んだり、別の部屋に行ったりといろんな方法を取ると思います。
 
コーヒーを飲んだり音楽を聞いたりは、1日のうちいつでもできます。
夜中にコーヒー飲むこともできるし、夕方に音楽聴きながら勉強することもできます。

なんと時間帯によって集中力が変わる

これらのことは時間に関係なく自分の意図でできますが、そもそも人は時間帯によって集中力や判断力が大幅に変わるという性質があります。
 
  • 「お昼過ぎるとなんだか集中力が落ちる」
  • 「夕方になるとぜんぜんやる気が起きない」
と思うこともあるんじゃないでしょうか?
それもそのはずです。なんと、集中力は午後を過ぎる頃から下がってしまうのです。

じつは、午前中が最も集中力が高まる時間

じつは、午前中がもっともクリエイティブで集中力を発揮できる時間帯なのです。
 
集中力だけではなく判断力や決定力も、多くの人は午前中が最も高いパフォーマンスが出せると言われています。

どうやったら集中力を高められるか? 

こちら、メンタリストDaigoさんの言葉を引用させていただくと、

集中力は持って生まれた才能ではなく、トレーニングによってさらに強化することができる

- 朝のゴールデンタイムをフル活用しよう。メンタリスト DaiGoが実践する「超早起き」とは? 

私はこのことも知らずに驚いてしまったのですが、そもそも集中力は生まれつきの能力ではなく、誰でもトレーニングして高めることができる、ということです。
 
いままで、
 
「あの人は集中力があっていいな」
 
と思うことが多くありましたがそうじゃないんですね。
集中力は工夫することでいくらでも高めることができるのです。

集中できる人とできない人の違いは、たったこれだけ

 じつはとても単純で、集中できる人とできない人の違いは、

「集中力を上げる方法を実践してるかしてないか」

の違いだけだったのです。

集中できる人は自分が集中できる時間帯や方法をよく知ってるんですね。

脳がもっともクリエイティブで集中できる時間帯とは?

人が最も集中力が発揮できるのは「起きてからの2時間」で、更にその中の30分間がゴールデンタイムとも呼ばれる重要な時間とのことです。

 
脳は朝起きてから2時間の間にもっともクリエイティブな力を発揮するもの。そして、なかでも特に重要な30分があるのだそうです。それは、十分な睡眠をとり、朝食をとったあとの30分。この”ゴールデンタイム”は、1日のなかでもっとも集中して物事に臨みやすく、なおかつ自分をコントロールする力も高まっている時間帯。勉強など、なにかをはじめたいと思っているなら、この30分を有効に活用すべき
 
脳にとって午前中がもっとも集中できる時間帯なんですね。
 
たしかに「朝飯前」と昔から言うだけあって、起きてからの時間は重要な時間帯といわれます。
 
ただし完全に夜型で仕事も夜に集中できるような人もいます。そういった人は午前中ではなく起きた直後が最もパフォーマンスが出る時間なようです。
 


午後以降のストレスは午前中よりダメージが大きい

また、午前中と午後のストレスの受け取り方も違いがあり、午前中に比べて午後に受けたストレスは空腹ホルモンが増えて食べすぎてしまい肥満になりやすいという研究結果もあります。
 
つまり、午前中のほうがストレス耐性もあるし集中力も高いので大事なことは午前中に片付けたほうがいいと言えます。

なぜヒトラーの演説は夕方だったか?

余談ですがアドルフ・ヒトラーの演説は決まって夕方に行われていたそうです。
 
その理由もじつは深く関係し、夕方に仕事が終わってクタクタの時は思考や判断力が低下しています。また夕方の薄暗い周囲もあり思考力がほとんどないような状況でもあります。この時間は多くの人が周りの意見に飲まれやすくなります
 
これを心理学では「黄昏時効果」と言い、ヒトラーはあえてこの時間を狙って演説し、大衆を周囲の意見に巻き込みやすくするという心理効果を実践していたと言われています。
 
午前中に集中力が高くなるのと逆の発想ですね。

午前中を中心に活動すると効率アップする

このように時間帯によって集中力も判断力も変化するので、仕事や勉強をするにしても「いい時間を選ぶ」のが重要です。
 
夕方以降にがんばろうとしてもかえって効率が下がってしまう結果になってはもったいないです。
 
夕方など集中できない時間帯は、逆に次の日に集中しやすいよう教科書を整理したりと準備をしておくのも一つの方法です。
 
私も「午前中がもっとも集中力が高い」という事実を知ってから、なるべく午前中に仕事や勉強を割り当てるようになりました。
 
まだまだ集中力がないなと思う時ばかりですが、周りから「集中力すごいね」とよく言われます。以前に時間帯バラバラでぜんぜん集中できなかった頃と比べたら別人レベルまで集中できていると思います(といってもやっと人並みレベルですが…)。
 
実際に午前中は集中しやすいです。
 

重要なことは午前中に終わらせるとうまくいく

自分の人生において大切な意思決定、キャリアアップに関係するような判断はすべて午前中に終わらせる

- 朝のゴールデンタイムをフル活用しよう。メンタリスト DaiGoが実践する「超早起き」とは? 


「重要なことは午前中に決める」
と、迷っていることも最善の答えが出せるかもしれません。
 
 
私も意志力や判断力は午前中がもっとも優れていると知ってから、何か新しいことを始める時や重要な決定をするときは、ほとんど午前中にするようになりました。
 
それもあって決定したあとで後悔することが減ったのは自分でもよく実感しています。

午前中のいい時間に決めたことだし「これでいっか」と思える

「一番いい判断ができる午前中に決めたことだからこれでいい」

と割り切れるし、その判断の結果、思ったよりいい結果にならなかったとしても

「午後決めてたらもっとひどかったかもしれないし、まあこれでいっか!」

って思えるのが大きいです。

 
午前中は集中力が高くなるのも重要ですが、迷った時は午前中に決めてみるといい結果になるかもしれません。
参考: