毎日3分だけ!朗読するとコミュ障が治るどころか脳が若くなる

朗読すると脳や記憶力にいいってよく聞きますよね。
 
小学校や中学校など学生の頃は朗読・音読する機会はありますが、
大人になるにしたがって本や文章を声を出して読むって行為はどんどんなくなるものです。
 

朗読して何の意味があるの?

 
そもそもそんなことして意味あるの?って思われるかもしれませんが、これがすごいです。
 
誰かと話している時にいい単語や熟語が出てこなかったり
「あ~それって○○なんとかってやつだっけ」
「○○なんだっけ、ええと…」
と思っても単語の最後まで喉まで出てるのに思い出せなかったり、
普段から使わない言い回しなのでとっさの時に言葉につまってしまってたんですが、
 
毎日少しの時間朗読をしてるうちに言葉がどんどん出てくるというか、
会話で困ることがなくなりました
 
コミュ力が上がるかどうかというと本人の元の性格のままだと思いますが
とくに意識しなくても言葉がポンポン出る感覚は気持ちいいです。
(とはいっても吃りますし基本コミュ障なんですが…)
 
私は一日のうち声をだす機会があまりに少なくて、
日によっては24時間誰とも何も話すことなく過ごすこともあります。
そこで会話の練習も兼ねて朗読。
 
少しでも喋る練習と思って朗読し始めて
毎朝5分~10分程度なんですが、2年間続いています
 

朗読ってどうやってやるの?

声を出して本を読むだけです。
 
普段から朗読しない人は、声を出して読むことに違和感を感じると思いますが、
ただ声に出すだけです。
小声でもいいし、新聞でもブログでも文章ならなんでもよいです。
 
ただあまりに読みにくいと疲れてしまうので好きな本や読みたい本がいいと思います。
漫画でも台詞の多いものはいいと思います。
キャラ設定されているものは感情移入して芝居がけて朗読するの面白いですよ。
 
私は本を選ぶのがめんどくさかったのでKindleで適当な青空文庫を選んでます。
 
毎朝、朝食前に5分ほど読んでます。
2~3ページくらいですね。
 
それだけでいいのかって思うかもしれませんが、十分です。
逆に毎日30分以上朗読するとなると時間かかって疲れて嫌になる可能性が高いです。
 

毎日朗読すると何が嬉しいのか?

毎日5分の朗読を2年間続けて効果あったことを紹介します。

脳が活性化して記憶力が上がる

 

音読は視覚や聴覚、前頭葉を中心に脳を活性化する働きがあります
前頭葉は言語の理解や記憶、判断力、感情の制御などを司っている部分で、
そこが鍛えられて言語力があがります。

音読をすることにより、大脳のさまざまな分野がいっぺんに活動することがわかっています。これは「見る、聞く、話す」という3つの動作を同時に行うためで、認知速度、つまり“頭の回転”や物事の判断や予測の力を養うトレーニングになります。また、脳がより働きやすくなり、音読直後の記憶の容量が20~30%増えることもわかっています。

脳の権威が実証! 子供の頭をよくする音読&褒めワザ | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

とにかく言葉に困らない

朗読した本の表現力がそのまま得られます。
声に出さずにただ読む場合、頭の中で想像上の発音をして読むことはできますが、実際に自分の口で音を出して発音していませんし自分の耳から音が入ってきてるわけでもありません。
 
朗読すると自分の口で発音します。実際に声を出して喋ったことのない熟語を言い、
自分に耳から聞きます。
するとだんだん普段の会話の中で何気なく使えるようになります。
言葉のバリエーションが増えるとコミュニケーションそのものが面白くなってきます。
 

コミュ障が治るかも

これは大げさな話じゃなく言葉のバリエーションが増えるので喋るのが楽しくなります。
すると内容問わず誰かと話すのが好きになってくるので、コミュ障は格段に改善していきます。
私は誰かと話したい欲が増えました(笑



滑舌がよくなる

 
毎日朗読していると知らず知らずのうちに滑舌がよくなります。
もちろん個人差がありますが、文字を追いながら声をだすことで
発音が強化されます。
 
私は元々滑舌が悪いんですが、人と話していて聞き返されることがぐっと減りました。というより逆に声の通りがいいって言われるようになりました。
(自分では今も滑舌悪いと思ってるので本当なのかな?)
 
 
 

文章力が上がる

 
いろんな本を声を出して読むことで自分の中の文章構成力が上がります。
言葉のバリエーションが増えるので文字に書く時も当然表現力が上がります。
 
 

語彙力があがる

 
私なんて「語彙力」の語彙ってなんて読むんだ?ってレベルだったんですが、
「語彙」が読めるようになりました。
これは大きな進歩です。

漢字が読めるようになる

日本語の文章を読んでいると漢字の読み方がぜんぜんわからなかったりするんですが、Kindleだとすぐに読み方をひけて便利です。
 
朗読しながら読めない漢字がある
→読み方を調べる
→「ほうほう、こう読むのか」と続きを読む
→同じ本の中では同じ表現が多いのでまたその漢字がでてくる
→さっき調べたので今度は読める
→何度もでてくるので脳の長期記憶として覚えられる
 
といった記憶のよいサイクルにもなってます。
一回だけしか読み方を調べる機会がない場合、すぐ忘れちゃうものですが
何度も繰り返すほど長期的に記憶に残るようになります。
自然と復習してる状態ですね。
 

脳の回転が速くなる

脳の前頭葉が活性化するので、言語力を中心にとっさの時に出やすくなります。
 
東北大学の川嶋隆太教授によりますと、音読をしている時の人間の脳は判断力や思考力を司る脳の司令塔、前頭前野を中心に脳全体を活発に働かせます。これは考え事をしている時やテレビを見ている時とは比べ物になりません。ゲームも視覚も使うし、いいように思えますが脳の活性は音読の3分の1以下です。黙読もかなり活性しますが、やはり音読の方が圧倒的に脳全体を使います。毎日の習慣として、速めに新聞の面白そうな記事を10分音読するだけで、脳はフル回転し、物忘れなどしない、元気な脳を作ります。
 

やろうと思えば早口トークできるようになる

青空文庫では古い表現の本が多く、今では大変読み難いんですが、
がんばって読んでいると普通の文章はスラスラ読めることに気づきます。
いつもの朗読で早口で読んでみると
「おっ、案外速く読めるな」
って思えるものです。
 
その調子で誰かと会話中に勢いづいて早口トークすると驚かれたりして楽しいです。
 
 
 

読むのがめんどくさい本も読めちゃう

やっぱりこれですかね。
難しい本は読むのがめんどくさいものです。
でも朗読の対象にしちゃって毎日2, 3ページ読むとそのうち読み終えますし内容もよく頭に入ってきます。まさに一石二鳥!

小声でもブツブツ言うだけでもOK、朗読はいいものです。オススメ。

3件のコメント

  1. 瞑想するとき、呼吸の秒数を「1,2,3,4」と頭の中で数えていても効果はありますか?

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