座ってじっと瞑想するやり方、私はどうも馴染めません。
めんどくさいからです…(笑)
いつもの椅子に座っても目の前にパソコンがあるし、椅子はオフィスチェアです。
なので座って瞑想しようとしてもYoutubeや動画、パソコン作業がしたくなってしまうのです。
絨毯の上に座ってもなんだか落ち着かなかったりします。
これは習慣の作り方で紹介した理由でもあるんですが、
普段座る椅子は「瞑想用」じゃなく「作業用」として習慣になってるからなんですね。
→ なぜあなたがやりたいことを習慣化できないか?理由と方法3つ
また、前回も紹介した内容ですが、
「瞑想しよう。座って心を無にしよう」
と思って想像すればするほどめんどうになってしまいます。
私たち人間は「頭の中で考えれば考えるほど行動力がなくなる」からです。
瞑想して心を無にしようとしてるのにかえって雑念が増えてしまっては元も子もないですね。
→ 【瞑想効果】瞑想は難しくないし寝ながら3分で簡単な方法もある
いざ瞑想し始めてもいろんな言葉が頭の中に湧いてきて集中できない。
心を落ち着かせようとしても逆にソワソワしてしまったり心の中がザワザワすることもあると思います。
瞑想を日常的にやってる人ほどこんなことは多かったりします。
私も5分程度、短い時は2分くらいですが普段から瞑想してます。
といっても集中できないことも多く、嫌なことがあったりイライラしたりと気分が不安定なときほど集中できないので、瞑想のやり方をそのときによって変えています。
いつものことをしながら瞑想する
毎日数分でも、きっちり瞑想するスペースがあって瞑想用の椅子やマットがあるような人はいいんですが、
瞑想に集中できなかったり、瞑想しようとしても違うことをしてしまう場合、
いつものことをしながら瞑想するやり方がオススメです。
座って姿勢を正して気合い入れて…と意気込まなくても、
その時の服装、その時の体勢で簡単にできる、日常生活しながら瞑想する方法を3つ紹介します。
寝ながら瞑想
瞑想は寝ながらできます。
寝る時いつものように布団に入って目をつぶり、瞑想して、そのまま寝ちゃう瞑想法です。
私も布団に入って瞑想したまま寝るのを3年近く続けています。
寝ながら瞑想は、どちらかというと呼吸法でありマインドフルネス瞑想に近いものです。
→ 【寝る前】布団で寝ながら3分瞑想が最高に精神安定する、2年目
とにかくよく眠れるので安眠できるし自律神経も整えられ、不眠の悩みもほとんどなくなりました。
→ だるい、頭痛、めまい動悸、イライラ不安は自律神経が原因?なぜ
歩きながら瞑想
「えっ?」って思われるかもしれませんが、歩きながらでも瞑想できます。
歩行瞑想と呼ばれる、ゆっくりと歩きながら瞑想する方法です。
私は散歩が大好きで、毎朝散歩して昼食後も天気がいいと歩きます。
このブログでも散歩で人生の質が良くなるとよく書いていますが、
散歩をすると認知症、うつ病やメタボなど肥満のリスクをゼロにまで下げてくれる効果が認められています。
スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグ、ジャック・ドーシーも散歩好きで有名ですね。歩くことで発想力が上がりアイディアが次から次へと出るのも理由の一つです。
歩きながら自分の手や足の動きに意識を向けるだけの瞑想法で、簡単でオススメです。
音楽聴きながら瞑想
音楽聴きながら瞑想もおすすめです。
これは瞑想というよりはマインドフルネス瞑想と言ったほうが適切かもしれません。
イヤホンで好きな音楽をじっと聴いてる時、
ボーカルの声やギター、シンセ、ドラムの音に夢中で一曲4分ほどがあっという間に過ぎることってあるんじゃないでしょうか?
雑念もなく過ぎるこの状態はマインドフルネス状態とも言えます。
何も考えることなく、頭の中で言葉を作ることもなく、ただ流れる音楽に身を任せる。
ごくごく自然にマインドフルネスな状態になれる音楽は素敵なものです。
瞑想に集中できないときは私も音楽を聴くことが多いです。
瞑想する時や落ち着きたい時はチターという民族楽器の奏者「Laraaji」の音楽が好きです。この方はWindowsの音楽担当もした「ブライアン・イーノ」のアンビエントシリーズにも参加していて、ヨガや瞑想の活動もされています。
これは静かな音楽ですが、普段から好きで聴くような自分好みの音楽を聴くのがいいと思います。
瞑想に集中できなくても大丈夫
以上、3つの瞑想紹介でした。
どんなに長く瞑想をしていても雑念が出てきてあたりまえです。
瞑想に集中できなかったと悲しまずに「ちょっとだけ瞑想っぽいことできた」でよいのです。
→ 【瞑想に慣れたからこそ】瞑想に集中できないときの対処法1つ