なぜ、一人静かに読書より大声でカラオケのほうが免疫力が上がる?

身体の免疫力が低下すると、風邪やインフルエンザなど感染症やウイルスにかかりやすくなるだけでなく、がんなどの大病のリスクも増えてしまいます。また、顔にニキビや吹き出物が出来やすくなったり、水虫や口内炎の原因にもなります。

免疫力が下がると血行が悪くなり新陳代謝の悪化から肌や美容へも大きく影響してしまいます。

「自分は健康だから大丈夫」

と思っていても、知らず知らずのうちに免疫力が低下してることがあります。生活習慣やストレス、栄養不足が原因なのは一般的によく言われますが、運動のしすぎもよくありません。(運動は軽い散歩がおすすめです:  【なんと、たった15分の散歩で認知症のリスク0!うつ病メタボも予防できる )

よく「笑う」と免疫力が上がる

笑うと免疫が活性化する話は有名なので聞いたことがあるんじゃないでしょうか?

病院など医療の現場でも「笑う」ことが重要と認知されています。がん患者にお笑いや落語の番組を見せることを治療プログラムに取り入れてる施設もあるほどです。

また、キレイな人の特徴は「よく笑う」ことと言われるように、美容にとって最も重要とも言われています。笑うと表情筋が鍛えられリンパの流れやホルモンバランス、自律神経が整うため美容品では得られない人本来の美しさを取り戻せます

「読書」と「カラオケ」はどっちが免疫力が上がる?

笑うことで免疫が活性化するのと同様に、「歌う」ことでも免疫力を上げられます

もちろん読書もいいことですが、免疫力を上げ身体の新陳代謝をよくするのは「大声でカラオケ」です。

なぜ歌うと免疫力が上がるか?

歌う効果はとても多く、まず歌うとなるとたくさん呼吸をします。呼吸筋を活発に使うので体温が上がります。人の身体は体温が1℃上がるだけで5~6倍も免疫力が上がるので歌って体温が上がるとそのぶん免疫力が上がります。

また、呼吸すると横隔膜が収縮する動きをし内臓に刺激がいきます。ちょうどマッサージしてるような刺激になり、血液の流れがよくなります。そして血行がよくなると新陳代謝も上がり内蔵の機能が向上します。呼吸をはじめとして良い連鎖が生まれ、自然と健康になっていくわけです。



副交感神経が刺激される

また、歌うことで副交感神経が活性化するとβエンドルフィンというホルモンが分泌され、細胞の働きを高められます

βエンドルフィンは心地良い、楽しいと感じた時に分泌されるホルモンで、ナチュラルキラー細胞というがん細胞を攻撃してくれる細胞を活性化する働きもあると言われています。

病気になりにくい人は普段どう過ごしてるか?

免疫力が高く病気になりにくい人は、毎日楽しく好きなことをして過ごしています。楽しいことをしてると次の日の楽しみも生まれ、それだけで人生にメリハリができます。

「明日の仕事嫌だな…」

と思って生活するのと、

「明日は仕事帰りに好きな人とカラオケだ!」

と思って楽しみにいるのとでは仕事や勉強への意欲も大きく変わります。

まとめ

大声を出す機会って普段生活してたらなかなかないですよね?

深く息を吸い大きな声を出すと、それだけでスカッとする気がしますし実際に身体の中では副交感神経が活性化し、新陳代謝が上がります

私もかれこれ何年もカラオケって行ってなくて歌も上手ではありませんが、たまには歌いたいなと思います。車で歌うのも手軽でいいですね。

好きなことを楽しむ生活は自律神経のバランスが整い免疫力が上がります。すると病気しない、薬も必要ない生活になっていけると思います。

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参考: