- 「目標まで遠くてやる気がでない」
- 「モチベーションが上がらない」
- 「最近失敗が多い」
- 「また仕事でミスしてしまった」
など、目標に向かっているのにやる気が続かなかったり、進んでるはずなのにミスが続いてしまい目標への道のりに疑問を感じてしまうときってあるんじゃないでしょうか?
目標設定の仕方を変えて、そんなときにもモチベーションを高められる方法を1つ紹介します。
目次
あえて「小さな目標」を設定するとうまくいく理由
目標が達成したときって嬉しいですよね。例えば、
- 10キロダイエットに成功したとき
- 志望校に受かったとき
- 入りたい企業に内定をもらったとき
- 競技で目指すスコアが出せたとき
- コンクールで優勝できたとき
など、人生において大きな目標を設定して、それが達成できたときは嬉しいものです。
「大きな目標」だけでは遠すぎてやる気が続かない
でも、大きな目標を目指し続けてもその一つの目標までが遠すぎて、毎日のモチベーションはどうしても上がりにくくなってしまいます。
例えば「憧れのあの企業に就職したい」と目標をたて、それまでに有名な大学に行き高いスキルを得るまで何年もかかるかもしれません。その長い間ずっとモチベーションを保ち続けるなんてことはほとんどの人には難しいことです。
仮に、「入りたい企業に就職したい」から頑張っている勉強や資格試験が集中できずやる気が続かなかったら、
- 「こんなことで続かないようじゃ無理かも」
- 「本当にこのままで目標に近づけてるのかな?」
- 「どんどん目標が遠くなってる気がする」
と疑心暗鬼になってしまうこともあると思います。
これは、目標が大きすぎて遠すぎるのが原因です。
大きな目標の間に「小さな目標」を設定する
人は達成感を得ると、ドーパミンという中枢神経系にある神経伝達物質が脳内に分泌されます。すると「楽しい、嬉しい」といった快感につながり意欲がわいてきます。
目標が遠すぎてなかなか達成できないとき、そしてミスが続いてしまったらドーパミンの分泌量は減り、意欲はどんどん下がってしまいます。
「必ず達成できる目標」をあえて設定する
こんな状態でもやる気をだすにはどうするかというと、あえて「必ず達成できる小さな目標」を設定します。
どういうことかと言うと、人は設定した目標が達成できると満足できるので、たとえ小さな目標でも成功したという体験を増やしていきモチベーションを上げることができます。
これなら絶対できるだろうという小さな目標をたてて、無事達成するという成功体験をコツコツと増やしていきます。
例えば、
- 「いつも3個は食べちゃうお菓子を今日は1個にする」
- 「英語の参考書を5分だけ広げる」
- 「筋トレ続かないけど1回だけ腕立て伏せやる」
- 「いつもより10分早く寝る」
など、あえて小さな目標を設定してみます。
たとえ小さなことでも自らたてた目標を達成できると嬉しくなり「この調子でいけるかも」と思えるようになります。
そしてまた次の日も小さな目標を設定しそれを達成していくと、だんだんと小さな目標が中くらいの目標になり、いつの間にか大きな目標が達成できるようになります。
筋トレ初心者が「腹筋を割る」までの例
例えばまったく筋トレをしてない生活で「腹筋が割れるくらい筋肉をつけたい」と目標をもったとします。当たり前ですが今日腹筋100回やったとして急に次の日にムキムキになるわけではありません。
- 「今日は1回だけ腹筋やろう」→ できた
- 「今日は5回やってみよう」→ できた
- 「今日は10回」→ できた
- 「今日は30回」→ できた
- 「そろそろ50回できるな」
- 「もう30回くらいじゃ物足りないな」
こんなふうに、だんだんと筋力がつき回数もこなせるようになります。
初めた当時は50回の腹筋なんてできるわけないと思っていても、少しづつ身体が慣れてきてできるようになります。
少しづつ回数を増やしていき腹筋が100回続くようになり1ヶ月、3ヶ月と毎日続けると、その頃には「100回腹筋する」というのはいつもの習慣になっていてたいした目標ではないどころか、いつの間にか「腹筋が割れてる」自分になってることにも気づけると思います。
ダイエットや勉強・仕事やビジネスも同じことが言えます。
例えば1ヶ月かけて1キロ痩せて、3ヶ月で3キロ、1年後には10キロのダイエットに成功できるのは、「今月は1キロのダイエットに成功する」という小さなダイエットに連続で成功してきたからです。
まとめ
大きな目標を持つのは素晴らしいことですが、漠然と大きな目標だけを持っていてもなかなか達成できずにやる気が下がってしまいがちです。
そんなときに必ず達成できる小さな目標をあえて設定していき、小さな成功体験を積んでいくと、日に日に大きな目標が「そこまで遠くない目標」になり、「そろそろ達成できそう」にな目標に変わっていきます。
参考: